心臓リハビリって何?
心臓病をわずらった方が、
- まずは体力を回復し、
- 日常生活を中心に自信を取り戻し、
- 心臓病の再発や再入院の防止し、
- 心臓病後の生活の質(Quality of life)を向上する
これらを目的に行う総合的なプログラムのことです。
そのために当院では、専門知識を持った医師、看護師、理学療法士、管理栄養士、(臨床心理士)が、以下を提供していきます
- 安全かつ効果的な運動
- 日常生活・社会活動における活動方法
- 心臓病の再発予防のための食事方法
- 心臓病および動脈硬化を起こす病気についての知識
心臓が悪いのに運動しても大丈夫?
心臓の機能が低下していたとしても、医師により病状の安定が言われていれば、運動しても大丈夫です。
心臓病の再発や、再入院といった予後は、心臓の機能よりも運動耐容能(体力)と関連していると言われています。
そのため、運動療法が心臓病治療の一つとして必須となっています。
また、心臓リハビリの効果を十分に得るためには適切なお薬の内服と、食事も必要です。
動くとしんどい…ほんとに心臓のせいでしょうか?
動いて息が切れる主な原因は3つ
動く時の息切れ、息苦しさは、心臓だけではなく、肺や筋肉が原因となっている場合があります。
当院では各種心臓の検査や肺機能検査に加えて、心肺運動負荷試験や筋力測定などを行い、これらを精査します。
心臓や肺が原因である場合はお薬を使いご病気の治療を行います。
その上で筋力が原因である場合は、運動療法のよい適応となります。定期的な評価を基に、オーダーメイドでの運動方法で筋力や体力の向上を図っていきます。
これだけある!心臓リハビリ・運動療法の効果
効果的な運動
- 有酸素運動を、1日30〜60分、週3回以上、できれば毎日行いましょう。
- 筋力トレーニングを、各15回×2〜3セット、2〜3日おきに行いましょう。
ハートチームからのメッセージ
当院の心臓リハビリは、クリニックとしては数少ない医師、看護師、理学療法士、管理栄養士、(臨床心理士)、医療事務といった他職種で構成されています。
各スタッフが専門性を活かして、皆様方の心身ともに寄り添い、きめの細かい心臓リハビリを提供していきたいと考えております。
心臓リハビリは心臓病の方にとって多くの効果をもたらします。しかし例えば運動の適切な強さは、個人によって異なります。
当院ではハートチームが多方向から、オーダーメイドの心臓リハビリをご提供させていただきます。
まずは気軽にご相談だけでもいいですのでお問い合わせください